2024年 WNPL シーズン総括：激戦を制したチームと日本人選手の活躍

皆様、こんにちは。2024年のWomen’s National Premier League（WNPL）シーズンが幕を閉じました。今回は、熱戦の舞台となったサウスオーストラリア州での戦いを振り返り、その結果と見どころをお伝えします。

プレシーズンカップ：シーズン開幕を告げる熱戦

2月9日から5週間にわたり開催されたプレシーズンカップ。各チームがシーズンに向けて調整を行う中、優勝を目指して激しい戦いが繰り広げられました。栄えある優勝杯を手にしたのは、アデレードコメッツ。開幕前から、その実力の高さを見せつけました。

リーグ戦：１０チームによる熾烈な戦い

プレシーズンカップの興奮冷めやらぬ中、リーグ戦が開幕。全10チームによる熱い戦いが繰り広げられました。オーストラリア特有の祝日による中断や、シーズン中のカップ戦など、選手たちにとっては体調管理も重要な要素となる難しいスケジュールでした。

最終順位：West Adelaideが頂点に立つ

激戦を制し、見事リーグ優勝を果たしたのはWest Adelaide。2位のアデレードコメッツ、3位のSalisbury Interと、僅差の戦いを制しての栄冠でした。

一方、最下位のSturt Lionsは自動降格が決定。9位のAdelaide Universityは入れ替え戦を2-0で勝利し、次シーズンの残留を決めました。来シーズンは、Sturt Lionsに代わってState LeagueからCampbelltown Cityが参戦します。サッカーファンの皆様、新たな戦いにご期待ください。

１：West Adelaide

２：Adelaide Comets

３：Salisbury Inter

４：Football SA  State Squads

５：WT Birkalla

６：Metro United

７：Adelaide city

８：Flinders United WFC

９：Adelaide University

１０：Sturt Lions

プレーオフ：Salisbury Interが栄冠を手にする

リーグ戦終了後、上位6チームによるプレーオフが開催されました。接戦を制し、見事優勝を果たしたのはSalisbury Inter。シーズンを通じての実力が、最後の最後で花開いた形となりました。

日本人選手の活躍：７人のなでしこたち

今シーズン、WNPLでは7人の日本人選手が外国人枠として各チームで活躍。その技術と精神力で、リーグに新たな風を吹き込みました。さらに、A-League Women’s（オーストラリア全土のプロフェッショナルリーグ）でも日本人選手の活躍が報じられています。限られた外国人枠を勝ち取った彼女たちの今後の活躍に、大いに期待が高まります。

次回予告：メンズリーグの結果報告

次回の投稿では、メンズリーグの結果について詳細をお伝えします。男子サッカーファンの皆様、どうぞお楽しみに！

サッカーの世界は常に進化し、新たなドラマを生み出し続けています。これからも、最新かつ深い洞察をお届けしてまいります。皆様のご声援、心より感謝申し上げます。