2026/8/26
アデレードに来て、一番驚いた『日本では当たり前じゃなかったこと』
海外に住むと、「文化の違い」に驚くことはたくさんあります。
でも、実際に住んでみると驚くのは有名な観光地でも、美しい景色でもありません。
“日本では当たり前だったことが、当たり前じゃない“
その瞬間です。
今回は、私がアデレードで生活していて今でも「面白いな」と感じることを紹介したいと思います。
① スーパーは夜遅くまで開いていない
日本では「仕事終わりに24時間営業のスーパーへ」。
これが普通でした。
でもアデレードでは違います。
平日は夕方〜夜には閉まるお店も多く、日曜日はさらに営業時間が短いこともあります。
最初は何度も、
「え、もう閉まってるの!?」
と驚きました。
だからオーストラリアでは、
“必要になってから買いに行く”ではなく、
“必要になる前に買っておく“
という考え方が自然と身につきます。
② 店員さんは急がない(笑)
日本の接客は世界トップクラス。
レジも早いし、対応も丁寧。
一方でアデレードでは…
店員さん同士が楽しそうに話していることもあります。
お客さんとも世間話をしながらレジを打つことも珍しくありません。
最初は、
「早くしてほしいな…」
と思っていました。
でも今では、
「なんだかこのゆるさもいいな。」
と思えるようになりました。
急がない。
でもちゃんと仕事はする。
そんな空気があります。
③ “仕事のために生きる”人が少ない
これが一番驚いたことかもしれません。
もちろん一生懸命働く人はたくさんいます。
でも、
「家族との時間」
「趣味」
「旅行」
「スポーツ」
を本当に大切にしています。
例えば、
「今日は子どもの試合だから。」
そんな理由で仕事を早く終える人も珍しくありません。
日本では少し言いづらい理由でも、
こちらでは自然に受け入れられています。
④ 自然がすぐ近くにある
アデレードは街がコンパクトです。
少し車を走らせれば、
ビーチ。
ワイナリー。
山。
野生動物。
日本では何時間もかかるような場所へ、30〜40分で行けることもあります。
「今日はちょっと海でも見に行こうか。」
そんな休日の過ごし方ができる街です。
⑤ “完璧”を求めすぎない
これは生活していて一番学んだことです。
日本では、
失敗しないこと。
迷惑をかけないこと。
完璧であること。
そういう価値観が強いように感じます。
一方、アデレードでは、
「まあ、大丈夫。」
「次やればいいよ。」
そんな言葉を本当によく聞きます。
もちろん適当という意味ではありません。
でも、
“失敗しても人生は続く“
という考え方が、とても自然です。
そのおかげで、新しいことにも挑戦しやすい雰囲気があります。
海外生活は、自分の”当たり前”を壊してくれる
海外生活というと、
英語が話せるようになる。
海外の友達ができる。
そんなイメージを持つ人が多いかもしれません。
もちろんそれもあります。
でも、本当に大きいのは、
“自分の常識が世界の常識ではなかった“
と気づけることです。
その瞬間から、人に対しても、自分に対しても少し優しくなれます。
「こうじゃなきゃダメ。」
そう思っていたことが、
「こんな考え方もあるんだ。」
に変わる。
それこそが、海外で暮らす一番の価値なのかもしれません。
最 後 に
アデレードは決して派手な街ではありません。
世界的な観光都市でもありません。
でも、この街には、
忙しすぎる毎日では気づけなかったことを教えてくれる時間があります。
もしあなたが、
「海外に住むなんて自分には無理。」
そう思っているなら、一度だけ考えてみてください。
海外生活は、自分を変えるために行くものではありません。
“本当の自分に気づくために行くもの“
なのかもしれません。
そして私は、その場所がアデレードで本当に良かったと思っています。